たかが・されど
就業規則なんてとりあえず整備しておけばよいという発想は、上層部に強い権限があったり、もろもろのルールが労使慣行などにより不文律的に決まっていたりといった企業様に生じがちではないでしょうか。
そのような経営者様には、まずはリスクヘッジとして規則の整備や見直しをお勧めすることになります。けれども、就業規則は使用者側主体で決めることができるものなのですから、もっと活用すべきだと思っています。
もちろん、従業員の方々の意見を聞く大切な手続きは欠かせません。
ただ、経営者様のリーダーシップのもと、職場全体の雰囲気をよいものにし、生産性を上げるツールとして、就業規則を活用していくことが認識されてもよいのになと思っております。


