法違反が招く派遣先への直接雇用

労働者派遣事業が適切にできていない場合、派遣「先」が派遣労働者に対して直接雇用を申し込んだものと(自動的に)みなすことになっています(労働者派遣法40条の6)。そして労働者がそれを承諾すれば、派遣先に当該労働者を雇用する義務が発生します。

労働者派遣で働く方々も、一概にすべての方が派遣のような間接雇用ではなく直接雇用を希望しているわけではありません。
とはいえ、そのようなリスクの存在については、派遣元、派遣先ともに十分理解しておくべきだと思います。

本件についての基本的な記事を書きました。
ご関心があれば、以下のページをご参照ください。

【専門家コラム】派遣先も要注意 違法派遣が招く直接雇用義務 ~労働契約申込みみなし制度を正しく理解する(前編・後編)~
https://www.kaiketsu-j.com/compliance/18403/
https://www.kaiketsu-j.com/compliance/18435/