議論内容の開示はお早めに
法改正による制度改正があった後、省令などで定める要件や仕組みは、各役所の審議会や研究会などで議論がなされ、作られていきます。
社労士として一番大事なのは第一線での運用の行われ方なので、これら研究会などでの議論の動向や、何がトピックになっているのかが気になるものです。
厚生労働省は議論の内容を議事要旨や議事録の形で比較的素早く開示をしてくれますが、おっそい役所があります(育成就労制度を厚労省と一緒に担うことになる役所です)。
今年8月開催の会議もいまだ議事要旨しか公開されておらず、その次の回(9月開催)に至っては、まだ要旨さえ公開されていません。これは人手不足・業務多忙といったことではなく、ディスクロージャーの意識が少々足りないのが原因だと言わざるを得ません。
最新動向を追えないのは残念です。


