漏洩防止策に慢心は禁物

社労士は法律によって守秘義務が課されています。

社会保険労務士法
(秘密を守る義務)
第二十一条 開業社会保険労務士又は社会保険労務士法人の社員は、正当な理由がなくて、その業務に関して知り得た秘密を他に漏らし、又は盗用してはならない。開業社会保険労務士又は社会保険労務士法人の社員でなくなつた後においても、また同様とする。


ご相談や手続き代行を行う中で得た情報のうち、秘密に属するもの機微なものについては、外に漏らさず墓の中まで持っていくことが求められています。

個人的には、特にPC周り(接続機器含め)からの、また、メールなど通信手段の誤送信からの、過失による漏洩が一番恐ろしく思います。だから私は、USBメモリは一切使わず、誤送信対策にはダブルチェック+送信遅延機能を利用しています。

お客様とのやりとりで得たデータは別扱いにしており、漏れることは普通考えられない状態にしてあります。
ただ、技術的にはいたちごっこですので、これに慢心せず、より最適な方法を探しつづける必要があると思っています。