毎勤地方調査(25年10月分)概要より
厚生労働省が、毎月勤労統計調査地方調査(2025(令和7)年10月分)の結果概要を公表しましたので、
簡単にレビューします。
東京と全国の違いをまとめてみました。
1 常用労働者数の違い
| 区分 | 常用労働者数 |
| 全国 | 約 51,770千人 |
| 東京 | 約 8,726千人 |
東京だけで全国の約17%の常用労働者を抱えています。
2 労働時間の違い
(1) 総実労働時間
| 区分 | 総実労働時間 |
| 全国 | 約 140.3時間 |
| 東京 | 約 143.2時間 |
東京は全国平均より約3時間長いです。
(2) 所定内・所定外労働時間
| 区分 | 所定内 | 所定外(残業) |
| 全国 | 約130.1時間 | 約10.2時間 |
| 東京 | 約131.3時間 | 約11.9時間 |
東京は時間外労働が長いですが、それほど差があるわけではありません。
3 賃金水準の違い
(1) 現金給与総額
| 区分 | 現金給与総額 |
| 全国 | 約 299,800円 |
| 東京 | 約 386,600円 |
東京は全国平均より約3割高い水準です。
(2) きまって支給する給与(所定内給与)
| 区分 | 所定内給与 |
| 全国 | 約 291,800円 |
| 東京 | 約 370,200円 |
追加賃金差の大部分は、毎月の基本給・手当部分で生じています。
(3) 特別給与(賞与など)
| 区分 | 特別給与 |
| 全国 | 約 7,964円 |
| 東京 | 約 16,360円 |
一般的に賞与月でない10月時点でも、東京は全国の約2倍。賞与や一時金が出やすい企業が多いことがうかがえます。
東京は少し長く働いてかなり多くもらっている、という構造が今回の概要の数字で確認できました。
その要因は様々なものが考えられます(物価、地価、企業規模の違いなど)が、結果からそこは読み取れません。


